Woocommerce 日本語化の手順 (2021年)

Woocommerce 日本語化の手順 (2021年)

Woocommerceの日本語化について

woocommerceはWooThemesによって開発されているEコマース用のプラグインですが、英語圏で開発されているがゆえにインストール直後では日本語には対応していません。他の記事で日本語ファイルが読み込まれていた時期があったような旨を見たりしましたが、現在は自分で対処するしかありません。なので日本語化の手順について解説したいと思います。

日本語化のプラグインについて

woocommerceの日本語化で検索をかけると、おそらくヒットするのがJapanized For WooCommerce。いかにも日本語化してくれそうなプラグインなので、これをインストールして一安心かと思いきや、そうもいきません。プラグインの説明部分にも記載がありますが、このプラグインはWooCommerceを日本で使いやすくする(日本特有の事情に対応するための)追加機能のプラグインであって、日本語化するためのプラグインではありません。

日本語化の手順

woocommerceプラグインのインストール

管理画面の「プラグイン」から「新規追加」ボタンでプラグインの追加画面に遷移し、右上の入力欄で「woocommerce」を入力すると一番トップに表示されると思います。(Germanized for WooCommerce でドイツ版の japanaized for Woocommerceもあるみたいですね)

日本語ファイルのダウンロード

同じwoocommerceの日本語化に関する記事を読んでいる際に、「/wp-content/languages/plugins/」フォルダ内に「woocommerce-ja.mo」、「woocommerce-ja.po(編集用ファイル)」が存在するというのを見たのですが、自分の場合確認できなかったので、冒頭でも説明しましたが自分で日本語ファイルをアップロードする必要があります。それには大きく分けて2つの方法があります。1つ目は「/wp-content/plugins/woocommerce/i18n/languages」内にあるwoocommerce-ja.po(編集用ファイル)を翻訳ファイルの編集用ソフトで編集し、言語ファイル(名前はwoocommerce-ja.mo)をアップロードするという方法があります。2つ目は有志で翻訳してくれた先人のファイルをダウンロードするという方法です。今回は2つ目の方法を紹介します。ただ、今回は時間がかかりすぎるので1つ目の方法は避けましたが、他のwordpressプラグインまたは全く異なるプロジェクトでも翻訳ファイルを編集するということがあると思うので、有名なPoeditというソフトは自分の環境に用意しておいても良いかもしれません。

では本題に移ります。Translating WordPressに移動して、日本語ファイルをダウンロードします。遷移すると下記のようなページが表示されるかと思います。

次に「Locale」の列から「japanese」を行を見つけ出し、「Stable」の列にあるセルをクリックします。

すると下記の様なファイルダウンロードページに遷移すると思います。

ダウンロードボタン自体はページの下部にあるのでスクロールしてください。

「all current」 as 「Machine Object Message Catalog (.mo)」を選択して、左横にあるリンクっポイボタン「Export」を押下してダウンロードします。

ファイルアップロード

まずは先程ダウンロードしたファイル名を変更します。「wp-plugins-woocommerce-stable-ja.mo」という名前でダウンロードされていると思うのでこれを「woocommerce-ja.mo」に変更します。
次に「/wp-content/languages/」ディレクトリに 「woocommerce」という名前でフォルダを作成し、その中にwoocommerce-ja.moファイルを設置します。このディレクトリに設置することでプラグインがアップデートされても翻訳ファイルは上書きされません。(※「/wp-content/languages/plugins/」ディレクトリに設置するという記事もあったので、そちらでも良いのかもしれません。)

変更後

これで日本語化の工程は終了です。無事にサイドバーやWoocommerce関連のページが日本語になっているかと思います。


終わりに

今回woocommerceの日本語化について解説しました。プラグインですぐに解決できるでしょ、というところから案外時間がかかってしまったので、同じ状況で悩んでいる方の助けになればと思います。翻訳ファイルについての説明は省きましたが、製品を多言語化する際には必要なものなので、あえてpoeditで編集してみるのも良いかもしれません。

参考にしたページ

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